前職では一から料理を教えてもらい、最終的には煮方をやっていました。
3年を目処に新しい挑戦をしようと思っていたところ、能登半島地震で日常が一変しました。

今まで当たり前にあった景色がなくなって、本当何が起きてるんだろうと思いましたね。
それでも生活は続いてて、「後ろ向きにばかりはいられないっ」てことで祖父と祖母と一緒に金沢に出て暮らすことになりました。

仕事を探す中で、「地元」にスポットを当てたところがいいと思っていました。
生まれ育った能登には美味しい食材が沢山あります。やっぱり地元が好きなんですね。

初めは割烹や日本料理で探していましたが、色々探す中で「海鮮居酒屋」という業態にも興味が湧いてきました。
とと桜には一度来たことがあって雰囲気はなんとなくわかっていたし、「地元食材や海鮮を扱うお店」というのに惹かれて応募を決めました！

半年ほどでキッチンの全ポジションを一通り覚えました。
出汁の割などその店の味の違いはあれど、業務自体は割とスムーズに覚えられましたね。

また、今月からはホール業務を始めました。
お客様と実際に接する事は初めてなので、新しい挑戦です！

学生スタッフとの距離が近く、仕事がしやすいところです。
歳も近いし、なんでも聞きやすい良い仲間です。

あと僕、実は正社員で応募したんですけど、入ったのはアルバイトからなんですよ！
「旅館で料理もやってたのになんで？」ってなりますよね？笑

でもそこにはちゃんと理由があって、一言で言うと営業統括が「コイツは最初から社員になると潰れるな」って心配してくれたからなんですね。
僕、身体も細いし体力もそこそこで。さらに震災きっかけの転職だったのでメンタルも心配してくれていました。

今まで料理経験があったけど、いざ入ったら学生スタッフから教わる事も多く、変にプライドが傷つく事ってあるあるらしいんですよね。
元気な時にはなんとも思わないけど、長時間労働で疲れてくると、それが耐えられなくなってくる…

統括はそれがわかってたので、「まずはアルバイトでやってみて、大丈夫だと思ったら正社員になろう！」と提案してくれました。

やっぱり最初は悩みましたが、実際やってみるとストレス度は格段に低いので、それで良かったと思っています。

前職では技術を習得するために追い込まれる事が多々ありました。
その経験もあって、今は特に難しい事もなく、気負わず働くことができています。

休日は学生スタッフと川で遊んだり、BBQをしたりと満喫しています！

うちのお店はお客様やスタッフとの距離が近いので、そういった“人”との触れ合いを通して将来への考え方も少し変わってきました。

将来は割烹などの本格的な料理がしたいと思っていましたが、今は居酒屋のカジュアルさも良いなと思っています。

技術関係なく未経験でもやっていける環境だと思います。
レシピもあるし、先輩も優しい人ばかりなので仕事はすぐ覚えられると思います。

明るい場所が好きな人には合うと思いますよ！

僕と同じく残業なしで働くスタッフもいるので、働く時間が長くて悩んでいる方は生活に余裕が出ると思います。
ぜひ僕たちと一緒に働きましょう！